台湾の中でコロナ禍によって多くの業種の業績が後退していますが、その一つが飲食業で、中でも大きな影響を受けたのが水商売になります。日本の水商売も大きな影響を受けましたが、台湾でも同様です。では台湾の水商売の現況はどのようになっているのでしょうか。
日本と台湾の水商売事情の違い
台湾ではコロナ対策をいち早く取り入れて、国民の外出時間の制限や人が多く集まるお店などの営業規制を施してきました。その中でも対象となったのは水商売で、お店は日本と同じようなバーやスナックなどが中心です。それらの店はコロナ禍によって営業することができず、廃業に追い込まれたところが多くあります。しかし、その中でも規制が緩和された中で営業を開始したお店もありますが、台湾の水商売事情は日本とは若干異なります。
日本の水商売のお店の顧客はほぼ日本人になりますが、台湾の水商売のお店の中では日本式のバーやスナックがたくさんあります。これらのお店の顧客は台湾人だけでなく、現地に居住する日本人がたくさんいます。これは、このようなスタイルのお店は日本から持ち込まれたもので、顧客が日本人となるのは当然です。しかし、コロナ禍の中で駐在員を中心とした現地に居住する日本人で帰国した人たちもたくさんいます。また、これまでこれらの店を利用するのは現地の日本人だけでなく、日本から出張で訪れた日本人と一緒に利用していました。ところが、日本の企業でコロナ禍の感染規制から水商売の店への出入りを禁止している会社が多いため、現在の水商売のお店を利用するお客はほとんどいません。
このように状況の中、現在の台湾の水商売の事情は日本人の顧客がどの程度戻ってくるかによりますが、コロナ禍が沈静した後でも一度日本の会社が規制を厳しくして後から緩めることは考えにくく、現在営業を始めたお店がコロナ禍前の状態になるのはかなり厳しいと言えます。
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