台湾は外国の中でも国民性や習慣が日本に近く、日本人にとっては親しみやすい国の一つです。しかし、仕事となると日本とは大きく異なりそれを知らずにトラブルになる場合があります。では、台湾で日本人が隔たりやすい仕事のトラブルとはどのようなことがあるのでしょうか。
台湾人と日本人のビジネスの考え方の違い
台湾人の基本のビジネスの考えかたと日本人のビジネスの考え方の違いは、台湾人はビジネスを進めながら考えて途中で修正しますが、日本人は考えてからビジネスを始めます。台湾は個性を重視して日本は同化することを求められます。台湾人は結果主義、日本人は過程主義。台湾人は商人気質、日本人は職人気質。
台湾人は臨機応変で、周りを見ながら仕事をする必要ことはありません。台湾人は仕事態度などで評価されず仕事の結果で評価されます。台湾人は商品を売り込み際にポイントを探しますが、日本人は商品の説明をします。
これだけ日本と台湾人のビジネスに対する考え方は違います。日本も成果主義を採用する会社が多くなったと言われますが、世界の中でも日本は特殊な国です。
このような考え方の違いから、台湾に進出する企業では現地従業員とのトラブルが発生することがあります。特に人事考課などで成果を出したにも関わらず、日本人上司が勤務態度などで評価を悪くした場合は大きな問題になります。このような評価をするのは日本だけなので、台湾に限らず外国で現地従業員の人事評価を行う時には気をつけなければなりません。
台湾と日本のビジネス習慣の違い
日本のビジネスは多少のコネがある方が優遇されるものの、条件面や品質重視で決定されますが、台湾ではコネが第一優先になります。また、決定後も条件の変更が頻繁にあるのでトラブルのもとになります。
日本では取引先の新規開拓は条件や品質などが他社よりもすぐれていた場合には契約が成立しますが、台湾ではコネのある人からの紹介がなければ契約には至りません、その場合には門前払いと言うこともないので、日本人としては契約が成立したと思っても契約には至りません。要は紹介者がいなければ契約が出来ないということです。
また、契約成立後も内容変更を求められる場合が頻繁にあります。日本では契約成立後はそのようなことはありませんが台湾では当たり前のようにあります。
このように台湾と日本ではビジネスの進め方や考え方が違うところでトラブルが生じます。
————————————————————————-
トラストジャパン|台湾専門家へのご相談・ご連絡
国内フリーダイヤル 0120-280-050
海外からは +8148-284-3101
※お電話によるご相談・ご連絡は
平日・祝日ともに日本時間AM9:00~PM7:00となります。
LINE・WeChatへのコンタクト方法はこちらをご覧ください。
メールアドレス tj@tantei-soudan.com
——————————————————–
コメント