台湾と日本の歴史であまり知られていないこと

台灣豆知識

 

現在の日本と台湾は国交が樹立していないものの有効な関係にあります。台湾の地震や日本の東日本大震災の時の、両国の支援の仕方もそれを物語っています。
日本と台湾両国は、戦前の日本の台湾統治を経て戦後、日本と中国の国交樹立により国交断絶などの歴史を歩んできましたが、台湾と日本には知られていない歴史があります。

台湾の歴史

江戸時代までは、日本は台湾を高砂国と呼んでいました。その呼び名は織田信長の川の陣羽織が高砂国から送られてきたものとか、豊臣秀吉が高砂国に手紙を送ったという記録もあります。その頃の台湾の住民は、オーストロネシア語族と呼ばれる言語を話す人種で、アフリカのマダガスカル島からチリのイースター島、そして台湾の広大な地域に分布する民族です。17世紀初めまでは台湾には中華系の住民はほとんどいませんでした。
17世紀後中華系の住民が台湾に増えだしましたが、先住民と中華系の人たちとの融合は進みませんでした。
1874年の日本の台湾出兵により危機感が生まれて、防備のために台北城を作りましたが、日清戦争で日本に敗れて、台湾和日本に譲渡されました。ここで、台湾の人たちは台湾民主国を宣言して、上陸してきた日本軍に抵抗しました。これが乙末戦争と言われます。
日本が台湾を統治してから10年20年たつうちに台湾人の人たちの間で、日本の枠組の中で地位を築づき上げる人たちが増えてきました。その中で、日本文化や技術が台湾にもたらされて台湾が近代国家として樹立されていきました。

戦後の台湾と日本

戦後の台湾は、1949年に中華人民共和国が建国すると蒋介石が台湾に逃げ込み、中国を取り返すと主張していました。ところが日本の教育を半世紀以上受けた現地の住民とは言語が異なり受け入れもうまくいきませんでした。その後蒋介石の息子の蒋経国の後に総統についた李登輝が一気に民主化を進めました。

このように、日本と台湾は友好的な関係があるものの、日本に翻弄された歴史を知る台湾人には複雑な思いがあるのではないでしょうか。

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