台湾と日本は距離が近く、長い間統治されていた国のため、国民性は日本人に近いと言われます。同じ中国人でも中国本土の人たちのように大きな声を出したり街を汚したりすることもありません。しかしながら台湾は日本とは別の国のため、そこで生活する人たちは日本人とは習慣や考え方が違います。では台湾人と円滑な人間関係を構築するにはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。
台湾人の人間性
台湾人は個人主義で、のんびりしていると言われる国民性です。デートの約束をしても気分が乗らないと寸前にキャンセルしたり、仕事では条件の良いところが見つかると転職も平気です。また、南国に見られることですが時間にルーズで約束の時間に遅れても気にしません。この辺りは日本人とは対照的ではないでしょうか。
日本人と台湾人の性格の比較
では日本人と台湾人はどのような所が大きく異なるのでしょうか。ここでは日本人と台湾人の性格の違いを比較してみます。
1．日本人は自分の感情を押さえても相手のことを考えるが台湾人は自己主張が強い。
2．日本人は待ち合わせ時間の前に到着するが、台湾人は遅れるのがあたりまえ。
3．台湾人は恋人や仕事よりも家族第一主義
4．日本人は細かいことを気にするが台湾人は大雑把
このような違いが日本人と台湾人にはあります。これは台湾人が特別ではなく、日本人が規律を守り、相手のことを思いやる気持ちが強い民族と言えます。
このようなことから、日本人が台湾人と上手く人間関係を構築するには、相手の気持ちを考えながらも自己主張をしっかりする、時間厳守の考えを持たない、細かいことは気にしないなどおおらかな気持ちを持つことが大切です。その中で最もいけないことは日本と比較することです。「日本ならこれはこのようにする」や「日本ではこのようなことはあり得ない」などと言う人がいますが相手は台湾人で、台湾で暮らすのであればこの考え方ではいつまでたっても台湾人と上手く人間関係を構築することはできません。
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