コロナ感染が世界中に蔓延して、台湾はいち早くゼロコロナ対策を取り入れて、国内の行動や外国への出国制限、そして外国人の入国制限などを実施して世界の国でも優等生と言われてきました。しかし、このような政策は経済活動に大きな影響を与えるため、2022年に入りオミクロン株が蔓延した時には、感染力の強さと重症者の少なさから方針を変更して経済活動と重症者を抑制する方針に変更してきました。このことによって外国人の台湾への入国が緩和されていますが、5月現在では入国から7日間の隔離ホテルでの隔離、入国前のPCR検査が必要で入国目的では観光は除外されています。このような対策が実施されている台湾では、今後外国人の入国はさらに緩和されるのでしょうか。
今後予想される台湾の外国人入国政策
コロナウイルスが世界中に蔓延する前の2019年には、台湾を訪れる外国人の数は1,200万人ほどで、台湾と日本を往来する人の数は約700万人ほどでした。これが2020年以降はほぼゼロとなり、台湾の観光関連業界は大きな影響を受けることになりました。それから2年間台湾はゼロコロナ政策を続けてきましたが、2022年に入り感染力は強くても重症化になる事が少ないオミクロン株が蔓延してからは、台湾政府はこれまでの政策を方向転換して経済も回していく方向に変更しました。この政策変更については、台湾国民の意見は賛成と反対がそれぞれ同じくらいになっていますが、これまでコロナウイルスを完全に封じ込む政策をとってきたことを経験している台湾国民からすると、コロナが蔓延するのを恐れていると思われます。
このように、政策を転換してきた台湾は現状国内の行動規制にとどまり外国人の入国は隔離措置の制限がありますが、今後はコロナウイルスの感染が比較的収まっている東南アジアの国や日本、韓国などこれまでに台湾に多く入国した国を選んで緩和措置を行っていくことが予想されます。
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